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露崎 典平; 酒井 陽之; 市橋 芳徳
JAERI-M 86-164, 120 Pages, 1986/11
JMTR(材料試験炉)は日本のおける動力炉の研究開発に必要な照射実験を行うため設置されたものであり、50MWの高中性子束炉、各種照射装置および大型ホットラボから成っている。利用可能な装置には、多様なキャプセル、水カラビット装置、高温高圧ル-プ、同ガスル-プなどが有る。本稿の目的は、これら照射装置に関する情報を提供する事である。尚、本稿は、1982年8月に投稿したJAERI-M82-119を現時点で見直して、実態に合わせ再投稿したものである。
大洗研究所材料試験炉部
JAERI-M 83-053, 297 Pages, 1983/03
JMTR施設を利用して、広範囲の照射及び照射後試験を行うことができる。このハンドブックは、JMTR及びその附属施設であるホットラボを利用して照射及び照射後試験を実施するに当たっての手引である。また、このハンドブックは、照射利用者各位の利用の便を図るとともに利用者各位と材料試験炉部との連絡の便に供するために作成されたものである。JMTR施設を利用するに当たって、更に詳細な情報が必要と考えられるので当部と密接に連絡をとられるよう希望する。
武谷 清昭
日本原子力学会誌, 3(12), p.929 - 935, 1961/00
日本原子力研究所東海研究所に建設された冶金研究用ホットラボラトリーの構造について報告することにする。このホットラボラトリーは化学用冶金用ホットラボラトリーと同一建屋の中にあって、中央から左側に冶金用、右側に化学用のそれがある。ここに述べる冶金研究用ホットラボラトリーとは上に述べた左側の部分のことである。このホットラボラトリー全体は1958年10月から構成の基本概念についてまとめられたものを、建設部によって建設図面にされ、1959年4月より建設を開始し、1960年2月に一部完成した。ホットラボラトリーの冶金部分はほぼその時期に完成したが、内装完訳設備については今なお完全に完成されていないし、冶金用ホットラボラトリーの運転維持のための整備訓練が現在も行なわれている。